人気ブログランキング | 話題のタグを見る

岡野直樹の俳句ブログ

okanohaiku.exblog.jp

511 猫じゃらしみんなチョウチョになるつもり

2017年10月15日

 俳句と芝居は似ているなと思いました。俳句は、「作意」が感じられると面白くないと言います。読者に、思い通りに感じさせようという作者の意図が伝わる句はダメだということです。芝居も同じで、作意というか、こう感じてほしいという思惑が伝わると、ダメみたいです。でも、どちらも「創作」なので、作り事であることに変わりはありません。そこで必要なのは、「作意を感じさせない作意」だということでしょう。子どもが作る俳句と同じで、舞台でも、子どもと動物にはかなわないと聞いたことがあります。

猫じゃらしみんなチョウチョになるつもり(17.10.11作)
(ねこじゃらしみんなちょうちょになるつもり)
季語「猫じゃらし(秋)」
511 猫じゃらしみんなチョウチョになるつもり_c0341381_21043761.jpg
9月14日 浜大津港
511 猫じゃらしみんなチョウチョになるつもり_c0341381_21053715.jpg
9月29日 美山にて。


Commented by 麻里 at 2017-10-16 08:37 x
そうなんや~
みんな蝶々になるんや~
良い見つけできましたね。

浜大津港で会えるんだ。
Commented by 弘子 at 2017-10-16 09:40 x
「作為を感じさせない作為」それが大人には難しい。。

琵琶湖、いつも見せて頂いて心なごみます。

寒くなりました!
Commented by okanohaiku at 2017-10-16 19:02
麻里様・弘子様、コメントをいただきありがとうございます。
俳句や舞台という枠の中で、どう表現するか、考えているふりをして考えていないとか。
by okanohaiku | 2017-10-15 21:05 | Comments(3)